愛媛大学農学部には、キャンパスより車で30分ほどのところに附属演習林があり、演習実習や野外調査を行いやすい環境が整っています。
現在は、学部3年生向けの演習実習の一環で、附属演習林内における山地渓流の水文環境や地形の特徴に関する調査を進めています。
「川はどこから始まるのか?」という素朴な疑問を出発点に、水路の地形を測ったり、河川水の流量や電気伝導度などの水質を測ったり。
4年生で取り組む卒業論文にむけて、現地をしっかり歩き、野外の状況を自分の目で観察する力を養っています。

写真1:基岩湧水の現地調査の様子。
渓流に沿って歩きながら地下水が滲みだしているところを探し、見つけた地点では流量や水温、電気伝導度を測ります。

写真2:川の始まりを求めてひたすら山を歩く。
動画1:基盤岩の亀裂から滲みだした地下水(基岩湧水)の流量計測をしている様子。
できるだけ正確に流量を測るため、湧水のある亀裂にシリコンチューブを挿入し隙間をパテで埋めてチューブの先端に出てくる水の量を測っています。

写真5(おまけ):花崗岩(右側)と安山岩(左側)の地質境界面。
演習林のある高縄山地一帯は領家帯の花崗岩類が広く分布する地域ですが、安山岩などの火山岩類も点在しています。これらは瀬戸内火山岩類と呼ばれ、約1500万年前ごろ(日本列島が大陸から離れ日本海ができあがった時代)の火山活動によってできたものだそうです。
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