卒業論文の現地調査で剣山系の三嶺に登りました。
山岳地にある自然公園(国立・国定公園)の登山道管理の問題に注目して、登山道に影響を及ぼす可能性のある崩壊地の変動を調査しています。
今回の調査では、崩壊地の詳細な地形測量をするためにドローンによる垂直写真撮影(カメラを機体の真下に向けて写真を撮影すること。互いにオーバーラップする多数の垂直写真を得ることで、写真画像から地形測量ができるようになります)を行いました。
これまでの調査ではなかなか天候に恵まれず、思うような撮影ができませんでしたが、この日は風もなく快晴で、2つの崩壊地の全域を撮影する事ができました。
帰ったら、写真画像の解析を頑張りましょう。

写真1:三嶺山頂近くで見られた霧氷。
朝方は氷点下まで冷え込んだため、山頂付近にはお昼ごろまで霧氷が残っていました。

写真2:ドローンによる写真撮影中。
起伏の大きな斜面上では機体の対地高度が大きく変わるため、機体が斜面に近づきすぎたり、その逆に遠ざかりすぎたりしないように、慎重に操作をしながら写真撮影をします。

写真3:三嶺ヒュッテより東方の山並みを望む。
赤い屋根のヒュッテと小さな池がシンボルの三嶺。画面中央奥に見える双子のような2つのピークの左側が剣山(太郎笈、1955 m)、右側が次郎笈(1930 m)。

写真4:フスベヨリ谷ルートとの分岐点。
ここから先はかなり急斜面で道も荒れているため、注意が必要です。
動画1(おまけ):三嶺方面から西方の天狗塚に向けて。
別の日に三嶺西方の天狗塚(1812 m)に登った際に撮影しました。
画面中央やや左側に映るきれいな三角錐のピークが天狗塚、その奥に延びる丸みを帯びた広い稜線が剣山系最西部の牛の背です。
動画2(おまけ):天狗塚からさらに西方の牛の背に向けて。
天狗塚の山頂より天狗峠方面(東方)にドローンを飛ばし、そこから西方へ天狗塚を通過するように機体を飛行させながら撮影しました。
動画3(おまけ):牛の背から天狗塚に向けて。
画面中央に映るきれいな三角錐のピークが天狗塚。
そこから稜線が左に向かって弧を描いた先にあるのが天狗峠の小ピーク。さらにそこから画面右(南方)に延びる稜線上には綱附森(1643 m)に向かう登山道が続いています。
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